本文へジャンプします。





コラム

吉田 均
吉田 均

競馬マイスター 吉田均の日曜レース展望

プロフィール・関連コンテンツ


2014年03月29日

高松宮記念

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
《中京・高松宮記念》
 絶対王者として君臨したロードカナロアが昨年でターフを去った。繰り上がり的ではあるが、本来はその存在感を示すべきハクサンムーンが前哨戦でよもやの惨敗を喫した。スプリント戦線は再び群雄割拠に。

◎レッドオーヴァル
 カレンチャン、そしてロードカナロアと2頭の短距離王者を世に送り出した安田隆行厩舎の管理馬。そしてディープインパクト産駒ではリアルインパクトと並んで初のスプリントGIの出走馬となる。桜花賞2着がこれまでの競走生活で誇れる一番の実績。期待に応えるにはやや荷が重く映るが、決してそんなことはない。

 前走の阪急杯は自身初の前半3ハロン34秒台での追走だったが、戸惑う場面は全く見受けられなかった。さすがはスプリンター育成のノウハウを熟知した厩舎と言うべきか。昨秋の時点ではまだ秋華賞出走を視野に入れていたが、数カ月を経て着実に短距離仕様へと進化を遂げている。また、半兄ストロングリターンは2012年の安田記念の優勝馬。この血統背景に加えて、ハクサンムーン以下、多彩な先行勢が生み出す激流がこの馬にとって起爆剤となる可能性も。スプリンターとしての素質開花に期待しつつ、今年はこの馬の差し脚で勝負したい。

 他で注目はやはり○ストレイトガール。1200メートルはメンバー最多の8勝。昨夏の函館戦で頭角を現わしたが、前走のシルクロードSは京都コースの高速決着に難なく対応した。これがスプリンターとしての純度の高さを雄弁に物語っている。一気に頂点まで登り詰めても何ら不思議はない。

 穴は今回と同舞台の尾張Sでストレイトガールと0秒4差だった▲インプレスウィナー。斤量58キロ、スローペースだったことを考慮すれば決定的な差は感じない。流れがハマれば一発も。他ではマジンプロスパー、サンカルロ、コパノリッキー、リアルインパクト、ハクサンムーン、そしてスマートオリオンまでが連下候補。

前の記事へ 次の記事へ


もっと見る

バックナンバー


各レースの成績、払戻金などのデータは、必ず主催者発表のものでご確認ください。

JRAホームページ