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コラム

吉田 均
吉田 均

競馬マイスター 吉田均の日曜レース展望

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2013年11月23日

ジャパンカップ

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《東京・ジャパンカップ》
 凱旋門賞出走のオルフェーヴルとキズナが不在。また、2頭の天皇賞馬フェノーメノとジャスタウェイの名もなく、国内最強決定戦の意味合いは薄れてしまった。今年は戦前からジェンティルドンナとゴールドシップの2強ムード。国内最強クラスが全て出揃っていないとはいえ、この2頭で断然と言い切れないのが実状だ。ともに不安を内包している。

 まずは昨年の覇者ジェンティルドンナ。天皇賞では好スタートを決めたものの、前半から少し行きたがってしまった。それでも逃げたトウケイヘイローが大きく失速するなか、単独の2着確保はまさに絶対能力があればこそ。ただ、これでガス抜きが果たして完了するかどうか。折り合い面の不安を抱えたままの距離延長には少し懐疑的にならざるを得ない。鞍上を名手ムーア騎手にチェンジしてきたが、果たして…。

 そして2強のもう1頭ゴールドシップは高速ターフへの対応が大きなカギとなる。3歳時の日本ダービーは2分24秒0で走破。上がりはメンバー最速タイの33秒8を叩き出している。今年に入って京都コースで2度敗れてはいるが、巷で言われているほど高速決着に対する不安がある訳ではない。心配なのは極限の瞬発力を要求された時。

 この2頭に突け入る隙は十分にあるとみて、今年は◎アンコイルドの充実ぶりに期待をかける。札幌記念は「欧州ならともかく、日本では滅多にない」と形容された極悪馬場。そして京都大賞典は一年間を通じて日本の競馬場では最速レベルの高速ターフ。この大きくかけ離れた2つの局面で3、2着と連続好走。これは地力強化の証明に他ならない。京都大賞典で高速決着への自信を深めたところで、天皇賞ではジェンティルドンナとわずか0秒4差。大仕事を達成できるだけの裏付けは十分に整っている。

 印は◎アンコイルド、○ゴールドシップ、▲ジェンティルドンナの順。連下は△エイシンフラッシュを筆頭にトーセンジョーダン、アドマイヤラクティ、デニムアンドルビー、そしてルルーシュまで。

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