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2017年09月12日

9月13日・大井 第54回東京記念(SII・2400m)

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担当/佐藤 匠

 創設以来一貫して、2400メートルの距離で行われてきた東京記念。全国的にも数少ない長距離重賞として13年からは他地区所属馬にも出走資格が開かれてきたが、ここまでの成績は10、7着、7着。遠征馬には受難ともいえるが、今年はやや風向きが異なる。

 過去に遠征した3頭はいずれも重賞タイトル未勝利。誤解を恐れず率直に言えば「記念出走」というのが正しい見立てで、みな前評判からして低かった。しかし、今年は3頭すべてに南関東での実績があるパターン。当地ナンバーワン、ダートグレード通用。そんな立ち位置の馬すらいるだけに今年は3頭オール着外、そのようなことは恐らくない。

 グルームアイランドは金沢重賞3勝に加え、昨年報知オールスターカップ、オグリキャップ記念勝ちのキャリア。一頓挫あったこともあり、意外にもその後は金沢で一進一退という程度だが、長休を3度叩いた前走が圧巻。飛ばしぎみに気持ちよく逃げていたが、ラスト1周はタマモネイヴィーに執拗に絡まれタフな一騎討ち。それも結局相手を3着に返り討ちにする出色のレースぶりだった。そこからさらに輸送の絡む連闘と異例の強行日程となるも、3日連続で馬場で時計を出しているようにダメージは皆無。この相手では楽な先行は望めないが、反面昨年正月のように強靭な末脚勝負に切り替えられるに違いない。

 カツゲキキトキトは押しも押されぬ東海地区ナンバーワン。3歳春に当地ダービー、黒潮盃2着など一挙本格化を果たすと、オグリキャップ記念・六甲盃は圧勝、名古屋グランプリでも3着と長距離路線では筆頭格の実力を発揮している。それを思えば正直前走ブロック交流2着は凡退だが、マイル戦ははっきり距離不適。叩いて体調もグンと上向いた今回、この距離なら当然恥ずかしいレースはできない立場だ。

 ユーロビートは南関東きっての長距離巧者。大井2400、2600メートルはあわせて〔3200〕とまさに鬼。久々だがここに照準をあわせた調整でいきなり期待が持てる。残る1頭の遠征馬はドラゴンエアル。川崎所属時にはクラシック上位勢の一角を占め、ダービーグランプリ完勝、報知オールスターカップ勝ちと将来を嘱望されてきた。結局脚部不安で順調さを欠いた競走生活となっているが、門別に転じて前走はマーキュリーカップ5着と全盛期を思わせる走り。ほぼ完調ならばここでも優に通用する。

 ウマノジョーは末脚勝負への脚質転換、山本聡哉騎手とのコンビ結成の科学反応で一挙に本格化。格付け直後はC1平場戦を取りこぼしていた馬が差しに構えて準重賞勝ち、山本騎手に変わってダイオライト記念3着、大井記念勝ちと1年足らずで別馬のように大化けを果たした。流れしだいの面はあるが、直線長い大井なら一気に差しきっても不思議ではない不気味さがある。キングニミッツは今年に入っての充実ぶりが光る。オープン馬相手の今回はひとつ試金石だが、楽しみも大きい。ジャーニーマンは今春準重賞を2連勝。古馬に入って分が悪い現4歳世代クラシック上位組の中でも気を吐いていたが、ここにきて壁にぶち当たっている。距離を変えてきっかけを掴みたい。キタノイットウセイは堅実みが持ち味。今年も大井記念5着があるし、相手関係の変化には対応できる。

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