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2017年08月29日

8月30日・大井 第24回アフター5スター賞(SIII・1200m)

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担当/佐藤 匠

 ダート短距離戦線の唯一にして最終目標となるJBCスプリントは、今年大井開催となる。このアフター5スター賞に東京盃と同一コースで行われる2競走が最重要のステップレース。ここでの勝ちっぷり次第では地方馬とはいえ大一番での好走も期待できるが今年はいったいどういう結果が待っているだろうか。

 予想とは順番が前後するが、やはり注目はスアデラ。3歳クラシック戦線を歩んだが、その後は千四以下5戦5勝とスプリンターとしての素質が開花。6馬身差圧勝の前走などまさしく圧巻で、3着に破ったブルドッグボスがその後クラスターカップでダートグレードウィナーとなっただけにその価値は高い。稽古での走りっぷりは依然として抜群で、きょうだいにも活躍馬多数の良血馬。そう遠くない将来にはダートグレードも見据えるだろう一頭だけに陣営は負けられない気持ちで臨むはずだ。

 それを上回れるとすればかつての素質馬アピアの復活。デビュー9戦9連対、優駿スプリントを圧勝した当時はそれこそ現在のスアデラのような日の出の勢いを感じさせていた。その後JRA転出、一頓挫とかつてに比べてずいぶん馬柱は汚れてしまったが、そのような経験を糧に再転入2戦目の前々走、前走と連勝。準重賞勝ちというところまで戻ってきた。さすがに時計を詰める必要はありそうだが、シーサイドカップ勝ち馬の過去10年における複勝圏内率は75パーセントと極めて高く、臨戦過程としては申し分ないところ。昨日騎手として再出発を果たした天才・御神本騎手だけにいきなり重賞制覇となっても決して驚けない。大井の夜空に高らかに人差し指が突き上がる姿、正直私は見てみたい。

 ほかも実力馬揃いは当然だが、逆転というと疑問符がつく。3年前の覇者サトノタイガーはさすがに9歳、近走は行き脚がつかなくなったものの終いは着実に伸びてくる。激流が予想される今回、着争いなら十分可能か。前走サンタアニタトロフィーを制したゴーディーは前記サトノ同様9歳を迎えたが、アングロアラブゆかりのしぶとさかここに来て絶頂期を思わせる走り。千二は相性ひと息だが、同じく衰えを知らない的場文騎手とのコンビで引き続き侮れないのは確か。ワディは今春JRAオープン勝ちの実績馬。転入初戦の前走はいろいろかみ合わなかった印象で巻き返しは確実だ。キタサンミカヅキも同じくJRAオープン馬。 こちらは転入初戦で未知数の部分も大きいが、馬格からは地方も歓迎の感触。ミヤジマッキーは今年オープン2着2回。中間出色の好調教で状態面は不足なし。 

 有力な3歳馬も2頭参戦するが、過去10年の当レースでの実績は8頭出走して〔2006〕と両極端。勝った2頭はケイアイジンジン、ハードデイズナイトだが、2頭はそれぞれ51キロ、50キロと斤量に大きく恵まれた感がある。その面では今年の2頭は実績馬だけにそこが微妙。無論通用しておかしくない力はあるが、今回は見送りとしたい。

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