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2017年08月09日

8月11日・大井 第51回黒潮盃(SII・1800m)

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担当/佐藤 匠

 今年は祝日の山の日に開催されることになった黒潮盃。盆開催のメインレースとしてすっかり定着した感があるこの競走も、祝日とあればさらなる盛り上がりが期待できるだろう。さらにいえば、今年からはこの競走を皮切りに3歳秋のチャンピオンシップがスタート。例えば黒潮盃勝ち馬なら、そのままダービーグランプリを勝つことで800万円の付加賞金を手にすることができることもあってか、今年は大混戦となった。

 ソッサスブレイは東京湾カップ勝ち馬。父コンデュイット、母の父スペシャルウィークいずれにしても芝の中長距離路線で名を馳せた馬で、1200メートルの前走は明らかに距離不足。それでも後方から押し上げて僅差4着に入ったのだからその価値は高い。今回適距離と思われる1800メートル戦、長い直線にしても歓迎だろう。

 データの面で浮上してくるのがキャンドルグラス。過去10年連対馬を輩出し続ける船橋所属馬という点は先のソッサスブレイと共通だが、ことこのレースにおいては南関重賞タイトル持ちは実績を思えば〔2007〕とむしろ重荷。その点キャンドルグラスは羽田盃3着など実績豊富ながら勝つまでには至らず今回も挑戦者として参戦できる。サウスヴィグラス産駒だけに距離不安……という考えももはや過去のもの。無欲の走りでタイトルを狙う。

 ブラウンレガートはダービー3着、これがこのメンバーでは最先着となる。その後のJDDにしても、7着ながら勝ち馬とは1秒4差に収めるなど着順ほどは負けておらず、ここでは胸を張れる。ただ、この3戦はある意味ヒガシウィルウィンに引っ張ってもらった上での結果というのも事実。ヒガシ抜きでの実績はクラシックトライアルで一応クラキングスをぎりぎりねじ伏せた程度で、妙味込みだがこの評価となった。

 3歳になっていまひとつのレースが続くミサイルマン。ハイセイコー記念までの大人びたレースぶりを見るに完成度が大きなアドバンテージだった印象もあるが、南関ナンバーワンと惚れ込んだ時期もあるだけにまだ見限りたくない一頭。惚れ込んだ、という意味ではサイバーエレキングも同様。父母ともに強力な逃げ馬で、ダービーはあえなく失速した。その大敗も鼻出血発症なら一応の説明はつく。すでに重賞3着を2度記録しているだけにある程度の走りなら期待できそうだ。

 カンムルはクラシック戦線でも入着前後の走りを続けてきた。さすがにA級古馬相手は荷が重かったが、同世代相手なら見直せる。ダービー4着のシェアハッピーは今回紅一点。その前走にしても正攻法での結果だけに素直に受け止めてよさそうでノーマークは禁物だ。

 最後に紹介したいのがドリームズライン。過去10年に複勝圏に入った他地区所属馬にはいずれも「ダービー馬」という共通点があった。その点では本馬も東海ダービー馬と、最低限の資格は満たしている。中央2戦未勝利から転出後連対パーフェクトという実績から地区レベルの心配があるものの、中央2戦はいずれも芝。2周目早々にまくりだし、さらに外から並ばれる展開を押しきった東海ダービーを見るに、ダートなら大物という可能性も捨てきれない。

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