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水上 学
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水上学のこれだけは言わせて!!

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2014年09月17日

第199回 「外国人騎手試験の波紋」

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 来たる10月1日に、JRAの騎手・調教師採用試験が行われます。昨年から実施されている、外国人騎手・地方騎手を対象とした採用試験も同日に行われ、今年は2度目の受験となるミルコ・デムーロ騎手、初受験のクリストフ・ルメール騎手、さらに地方からは吉原寛人騎手らが受験すると報じられています。

 昨年はミルコ・デムーロ騎手が受験し、まさかの不合格となったことで物議を醸した外国人騎手採用試験。その問題が先月の「月刊・競馬最強の法則」誌に公開されていましたが、これが騎手試験に必要なのか、これを外国人がどう理解するのかと首を捻らざるを得ないような出題が目立っていました。
 私は今月の同誌上の連載にも書きましたが、JRAが本気で外国人騎手の本採用を考えているのなら(というかそもそも騎手試験全体について言えることですが)、こうした出題については考え直すべきだと思います。
 詳しくは現在発売中の同誌をお読みいただきたいのですが(宣伝めいてしまってすみません)、私は筆記試験自体を全て否定するものではありません。たとえばJRAの裁決ルールとか、騎手としての職務違反になるような事例については試験として実施していいと思います。これは、日本のファンが安心して馬券を買うためにはむしろ必要。要らないのは馬券税制や競馬の歴史や馬への使用薬物への知識などを問う問題であり、これらが主となっているように見える試験がナンセンスだということ。これは地方騎手についても同じです。これらのことについては、合格後の講習会などで済ませるくらいで十分でしょう。

 今イチ読めないのが、JRAが本当に外国人騎手の正式所属を今後増やしていこうと積極的に考えているのか、あるいは消極的だからこそ高い関門を設けているのか、ということ。その是非は問いませんが、仮にもこうした制度(外国人騎手の正式雇用)を実施するのならば、名目だけということがあってはならないと思います。ただ個人的には、国内騎手の保護も重要だと思うので、採用人数、定員については規定や制限が必要だという見解ではありますが・・・。

<今週のレースから>
 今年は近10年で最も顔触れが揃いそうなセントライト記念。秋の天皇賞を目指すイスラボニータは、3歳同士ではさすがに崩れないと思います。

※次回更新は10月1日を予定しています。なお次回からは体裁を替えて、競馬についてノンジャンルでよもやま話を書いて行くことにします。題して「競馬雑記帳」、引き続きよろしくお願い致します。

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