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コラム

花岡 貴子
花岡 貴子

Legend Stable 池江泰郎厩舎の軌跡

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2010年05月26日

「ダービーは雲の上のレースなんだ」

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池江泰郎調教師

池江泰郎調教師
もうすぐ2010年、日本ダービーを迎える。
「このレースに参加できる、というのは一番だわ。」
と、池江師はホッとしたような笑顔を見せた。

「この世界でダービーだけは特別なレースだよ。ダービーで始まり、ダービーで終わる。ホースマンの誰もがこのダービーのために全身全霊を賭けているのだからね。」

池江厩舎のダービー出走は意外にも少ない。1987年のヤマニンアーデン(16着)のあとは2000年のアタラクシア(3着)まで出走もなかった。後に菊花賞を勝ったメジロデュレンとメジロマックイーンはダービーの頃はいずれも条件馬だった。
「ダービーというレースはずっと憧れで、雲の上のレースなんだ。いつかダービーに出走させたい、そしていつかダービーをとりたいと夢のように思っていたよ。
ヤマニンアーデンで出走が叶ったときは、参加できただけで嬉しかったよ。菊花賞を勝ったメジロデュレンやメジロマックイーンは夏の終わりから秋になって腰に力がついてよくなった馬だったね。ダービーには間に合わなかった。アタラクシアは3着。見せ場もつくれて直線で力が入ったレースだったね。」

2005年、ディープインパクトで念願の日本ダービーを優勝果たす。
「ダービーまでの調教も思い通りだったし動きも申し分なかった。それでもいざ、本当に勝ったときは信じられなかったよ。だから、表彰台にあがる前にほっぺをつねってみた。その痛さで『あぁ、本当だ』と実感したよ。あとからジワジワと喜びがこみ上げてきた…。あの感動が味わえた。それだけでも幸せなことだけどね、もう一度あの気持ちを味わいたくてここまで頑張ってきたよ。
今年は最後のダービー。馬も人も必死でここまでやってきたんだ。悔いのないように戦えたら、と思っているよ。」


各レースの成績、払戻金などのデータは、必ず主催者発表のものでご確認ください。

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