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コラム

花岡 貴子
花岡 貴子

Legend Stable 池江泰郎厩舎の軌跡

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2010年10月28日

ダノンバラード

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ダノンバラード 新馬戦のパドック

ダノンバラード 新馬戦のパドック
ダノンバラードが無事、新馬戦を勝ちました。ディープインパクトの子供は7頭いるんだけど、未勝利戦を勝ったヴィクトリースターに続いての勝利だったよ。嬉しいのはもちろんだけど、勝ててホッとした気持ちが強かった。

幼い頃から体全体のバランスがいいし、雰囲気も他の馬とは全然違っていたからね。モノが違うと思っていたよ。走りかたが柔らかくて滑らかなのは父親のディープインパクトに通じるところがあるね。調教でもひっかかるところはなかったけれど、本番でもスムーズに走れていたね。気持ちも乗りすぎることなく、手ごろないい感じの気合い乗りだったね。

実はこの夏、育成中のダノンバラードの様子を見に牧場へ行ったんだ。そのとき、偶然同じタイミングに落馬で休養していたユタカ(武豊騎手)もそこへ来ていた。
そのとき、ユタカと一緒にディープインパクトの子供を見るというのも何かの縁であり、運命だと思ったよ。

レース後は近くの牧場(グリーンウッド)に放牧に出しました。ディープインパクトは452キロでデビューして、ダービーのときが448キロ、ラストの有馬記念では438キロだった。余計な脂肪分のない、全身筋肉のような引き締まった体をしていたね。ダノンバラードはまだ余裕のある体をしているけれど、いずれはそんな筋肉を持つ馬になっていくと思うよ。

次走は京都2歳ステークスを狙う予定です。もし、京都2歳を勝てたなら、朝日杯やラジオNIKKEIへ行くのもいい。
残り少ない調教師生活だけれど、僕はこの馬に賭けているよ。ただ、僕自身は来年の2月までしか手掛けられないからね。来春はクラシックを狙って欲しいから、大事にレースを選んで走らせようと思っている。そして、いい状態で次の調教師さんにバトンタッチしたい。来年のダービーを僕の手で送り出すことはできないけれど、それも運命。素晴らしい馬に育って欲しいね。


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