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コラム

久保 和功
久保 和功

久保×高中 週末メインレース対談

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2015年05月30日

日本ダービーの対談編

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編集(以下、編): お二方、今週もよろしくお願いします。

久保(以下、久): 3歳のチャンピオンを決める「日本ダービー」です。G1の中でも最も注目度の大きいレースといえます。

編: 競馬ファンのみならず、一般の方も注目してくれますね。

久: テレビのCM、駅のポスターなどでも大々的に取り上げられてますね。

編: 京王線の新宿駅・京王井の頭線の渋谷駅を中心に話題にもなっていますね。

久: 昨年は約13万人の大観衆、スタート前は地鳴りのような大歓声でした。

高中(以下、高): 当方も今年は、その大歓声を聞きに行きたかったんやけど、結局は拠ん所ない事情により、行けなくなってもうたわ(泣)。

編: それは、ちょっと残念でしたね。あの大歓声は凄いですよね。

久: スタンド前の発走なので、大歓迎でイレ込まないかの心配はありますが。

高: 当方は3年前にはディープブリランテが勝って、「生涯忘れ得ぬダービー」と言ってるとおり、約58万円の払い戻しやったわ。

編: まさにズバリでしたね。

久: 4年前オルフェーヴル、2年前キズナ、昨年ワンアンドオンリーが勝利。過去4年で「推定後半3ハロン」1位の本命馬が3勝をあげてくれています。

編: 久保さんは注目度の高いレースを得意とされていますから注目しています。まずは、レース全体のポイントからお聞きしていきたいと思います。

久: 昨年はワンアンドオンリーが4角5番手から、上がり2位をマークして差し切りました。

編: 好枠を生かした先行策で上がりもきっちりまとめていましたね。

久: 過去5年で4角5番手以内が3連対しかしておらず、勝ち馬の4頭が上がり2位以内をマークしています。

編: 基本的には、上がり上位馬を評価すべきG1ということですね。

久: 過去にはディープインパクト、オルフェーヴル、キズナなど、末脚自慢の馬達がズラリと名を揃えるレースです。

編: やはり東京競馬場のチャンピオンコースらしい競馬になりますか。

久: 以前ほどは上がりが直結するレースではありませんが、やはり世代上位の末脚が要求されます。

編: 出走馬が経験しているレースで注目すべきハイレベル戦はありましたか?

久: 今年の皐月賞は例年以上にハイレベルだったと思います。

編: かなりの指数が出たようですね。

久: 9Rの1000万下が2分0秒1、勝ち馬の上がりが34.5秒。ドゥラメンテの1分58秒2の勝ち時計はかなり優秀だと思いますよ。そのうえ、上がりは1頭だけ33秒台で断トツでしたから。

編: その他、レースに関して何かありますか?

久: 例年は最内枠が好走が目立つレース。過去10年で1枠が5勝と大活躍していますよ。

編: 穴馬も内枠から好走していますね。高中さん、調教面から今回のレースのポイントはありますか?

高: 底力、スタミナが要求されるのは間違いないし、「栗東・CW」「美・南W」でスタミナ強化は最低限、必要やで。

編: やはりコース調教馬が強いレースですか。

高: 過去10年で09年ロジユニヴァース以外は関西馬が勝利。特に「栗東・CW」組に注目やわ。

編: では、お次は上位人気が予想される馬についてお聞きしたいと思います。
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編: 皐月賞馬のドゥラメンテが今年の1番人気ですね。

【 ドゥラメンテ 】

久: スタートが悪く後方からのレースでしたが、いつになく折り合いがスムーズでしたから。直線は間違いなく弾けてくれると安心してみていましたよ。

編: 久保さんは皐月賞で◎を打ち、見事な馬券をゲットされましたね。

久: 上がり最速33.9秒は圧巻。上がり2位のリアルスティールが34.5秒ですから、0.6秒差も抜けて速かったことになります。

編: 見た目にもド派手な勝ちっぷりでした。

久: レースラップのラスト1Fが11.6秒なので、この馬自身は恐らく10秒台。しかも、突き抜けてラストは流してたほどですから。

編: デムーロ騎手の、「シビレた!」アクションが印象的でしたね。追い切りも「この馬なりによかった」というジャッジだったかと思います。

高: 2走前がゲート再審査明けの中1週やったから、休み明けとはいえ前走の方が調整がし易かったと思うで。

編: この馬は調教自体はそこまで派手ではないですよね。今回はいかがでしょうか?

高: 2週続けて3頭併せの真ん中に入って、楽な手応えで最先着や。道中の折り合いも問題ない程度やし、調整としては完璧やろな。

編: 万全の態勢で大一番を迎えられるんですね。

久: まだ荒削りなレースぶりながらも、5戦すべて上がり最速をマーク。世代最上位の末脚の持ち主なのは間違いありません。

編: 今回は、舞台が慣れた東京に戻りますね。

久: 2ハロンの距離延長はプラスとはいえませんが、デビュー4戦すべて東京に使われていますから。コース替わりは大歓迎でしょう。

編: 皐月賞は時計も速かったですしね。

久: 今年の皐月賞の勝ち時計は1分58秒2。過去に1分58秒台の好時計で勝った馬は4頭おり、意外にもすべて5着以下に敗れています。

編: そうなんですか?それは心配なデータですね。

久: ただし、この4頭には共通点があって、いずれも皐月賞では上がり最速をマークしていませんから。皐月賞を上がり最速で差し切ったこの馬なら、2冠達成は可能だと思います。

編: なるほど、先行して速いタイムで勝つのとは別ということですか。

【 リアルスティール 】

久: 皐月賞は直線半ばで抜け出して、3着馬を0.4秒差も離しています。相手が悪かったとしか言いようがありません。

編: 一瞬は、完全に抜け出しましたもんね。

久: ドゥラメンテに次いで上がり2位となる34.5秒。この馬の瞬発力も相当なものですよ。

編: スプリングSでも速い上がりをマークしていましたね。さて、高中さんは皐月賞ではこの馬を「コラム推奨馬」とされていました。

高: 前走時は1週前に「栗東・CW」で6F80秒後半−1F11秒後半。当週は「栗東・坂路」で4F52.1秒−1F12.3秒の抜群の時計やったしな。

編: 凄かったですよね。

高: 前走時は「2週連続好調教」のS評価は秀逸。調教指数的にダービーを勝てる資格は十分やわ。

編: 注目の今回はいかがでしょう。

高: 今回も1週前には「栗東・CW」でS評価寸前の《94》のA評価やで。

編: 相変わらず凄い追い切りをやっていますね。

高: 今週は「栗東・坂路」で4F54.6秒と軽めやけど、1Fは12.4秒。前走時ほどではないけど、高いレベルでデキは安定とみてイイやろ。

編: 期待しても良さそうですね。

久: 4戦して2勝、2着2回とパーフェクト連対。関西馬が強いレースですし、ドゥラメンテよりレースセンスは上。気性面なども含めて、軸としてはコチラの方が堅い気はします。

【 サトノクラウン 】

編: 皐月賞で1番人気だったのはこの馬です。

久: 皐月賞は3角でかなり大外を回っていましたし、4角では大きく外へ振られましたから仕方のない敗戦です。

編: 不利を受けたあとは盛り返しましたね。

久: ラストはよく伸びてきていますし、スムーズなら3着馬との0.1秒差は逆転していたでしょう。

編: この馬もドゥラメンテと同じ堀厩舎ですね。

高: 前走時はルメール騎手が騎乗して「美浦・南W」で併せ馬で先着。弥生賞よりデキは上向いてるのは間違いなかったけどな。

編: 今回はいかがでしょうか。 --------------------

◆本コラムは、メルマガ「週刊ハイブリッド競馬」(土曜配信版)の中から「日本ダービーの対談・レース全体のポイント編」および「有力馬の取捨選択編」の一部抜粋になります。(メルマガでは上記以外の馬についても触れています。)メルマガではこのほか、「カネになる!?日曜日の注目馬!!」もお届け。馬券検討に役立つ読み応え十分の内容です!

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