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コラム

久保 和功
久保 和功

久保×高中 メインレース回顧

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2015年05月06日

天皇賞(春)の回顧編

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編集(以下、編): お二方、今週もよろしくお願いします。

久保(以下、久): 京都開催では7時半と最も開門時間が早く、ゴールデンウィークで最も人が入る天皇賞(春)です。

編: 時期が良くてメンバーも揃いますもんね。

久: ディープインパクトの時の約13万人に比べたら少ないですが、それでも約7万7000人なら大入りだと思います。

高中(以下、高): 天気がもってくれて良かったわ。

久: ちょうど15時台から降水確率が30%以上になってましたが、雨が降るどころか、炎天下の元でレースは行われましたね。

編: ここにきて、一気に気温が高くなりましたね。

久: 例年に比べれば時計が掛かっている方ですが、ジョッキーの話しによれば、朝から水を撒いていたようです。ゴールドシップには有利だったのかもしれませんよ。

高: 先週は週中に雨がまったく無かったからな。雨が降れば有利なのは分かっとったけど、晴れ続きがゴールドシップに利をもたらすとは考えつかへんかったわ。

編: では、天皇賞(春)を振り返っていきましょう。まずは、レース全体のポイントからお聞きしていきたいと思います。

久: スズカデヴィアスが逃げるかと思いましたが、クリールカイザーが迷うことなく先手を奪いました。

編: ペースとしてはどうだったのでしょうか。

久: 1000m通過が61.4秒は速くも遅くもない流れ。中盤の1000mも61.8秒と緩むことなく流れましたね。

編: 好走馬と凡走馬を分けた、ポイントなどはありましたか?

久: 道中で一度も13秒台に落ちることのない流れだったので、時計の速い京都でも、スタミナが問われた一戦です。

編: 息を入れるタイミングが難しかったということでしょうか。

久: ゴールドシップとカレンミロティック以外の掲示板の3頭は後方待機組ですから、撒くって粘り切ったゴールドシップのスタミナは相当なものでしょう。

編: その他、レース全体を通して何かあればお願いします。

久: 朝から芝は1枠の好走が目立ちましたし、このレースでも1枠2頭が馬券絡みしています。キズナ、アドマイヤデウス、サウンズオブアースは外枠も影響しています。

編: やはり枠ですか。高中さん、好走馬には、調教から見える傾向はありましたか?

高: 例年はコース追いの方が強いけど、今年は「栗東・坂路」組が1着、3着と好走やわ。あんまり追い切り場所は気にせんでもいいレースかもしれんで。

編: そのあたりは来年も覚えておきたいところですね。では、ここからは上位馬を中心に個々について振り返っていきましょう。 --------------------

編: 勝ったのは2番人気のゴールドシップでした。

【 1着: ゴールドシップ 】

久: 一貫した流れになったのは味方しましたが、あれだけロスの多い形で最後までバテないんですから。

編: 強い競馬でしたね。

久: 横山典弘騎手の騎乗もパーフェクトだと思いますし、この馬のスタミナには脱帽です。

編: 状態面も良かったのでしょうか。

高: 「栗東・坂路」で、併せ馬で豪快に先着。4F53.3秒−1F12.8秒は水準以上。「2週連続好調教」に該当やったわ。

編: 以前、調教と結果が直結しやすいタイプというお話がありましたね。その通りの結果が出たということでしょうか。

高: 一昨年より良かったかも分からんけど、もっと優秀な調教指数を出した馬もおったし評価しにくい面もあったで。

編: 京都は苦手というイメージが強く残っていましたからね。

久: 京都が5戦して馬券圏内を3度も外しているのに対して、阪神では7戦6勝、2着1回と全く崩れていませんから。宝塚記念の3連覇の可能性は決して低くはありません。

編: 高中さんは、どうお考えでしょうか。

高: 調教再審査になって調整が難しいと思うから、その部分は問題やろ。何しろ気分ややから、走る気がなくなるかもしらんしな。

編: 稀代の癖馬ですから、どうなるかわかりませんね。そこが魅力とも言えますが。

【 2着: フェイムゲーム 】

久: ゴール前は凄い脚で飛んできました。わずかにクビ差でしたし、あと一完歩で交わしていましたよ。

編: 惜しいところまで迫りましたね。

久: 3コーナーで内外からかなりプレッシャーをかけられていましたし、ニ桁馬番で掲示板に載ったのはこの馬だけですから。

編: 決してスムーズなレースだったとは言えないわけですね。

久: 4着ラストインパクトに次ぐ上がり2位34.5秒でしたけど、コース取りの差を考えれば、実質は上がり最速のようなものです。

編: ラストインパクトは終始、ラチ沿いを走れていましたからね。

久: レースラップのラスト1Fが12.0秒なので、この馬自身はラスト11秒台前半で駆けていたはずです。

編: かなりの脚を使っていますね。間隔が開いても好仕上がりだったのでしょうか。

高: ダイヤモンドSから中9週のローテーション。「美浦・南W」で順調に乗り込んでたし、状態は完璧やったはずやわ。

編: その分が大きいですかね。次は宝塚記念なのでしょうか。

久: 小柄でもスタミナがあって、2500m以上の重賞を3勝。2200mへの距離短縮はプラスとは言えませんね。

【 3着: カレンミロティック 】

久: 蛯名騎手は初騎乗でしたけど、早め早めのレースで持ち味を活かし切りました。フェノーメノで連覇していますし、3年連続して馬券絡みです。

編: 昨年の菊花賞でもサウンズオブアースを2着に導きましたね。淀の長距離が得意な騎手のイメージです。

高: 稽古駆けするタイプではないから、「栗東・坂路」で4F52.9秒−1F13.1秒も優秀やったわ。

編: そうだったんですか。攻め駆けしないタイプの好調教は走りますね。

高: 香港ヴァーズ以来となった阪神大賞典を使って、順調に上向いてたんやろな。

編: さて、久保さんはこの馬のこれからをどう見ますか? --------------------

◆本コラムは、メルマガ「週刊ハイブリッド競馬」(水曜配信版)の中から「天皇賞(春)Cの回顧編」の一部抜粋になります。
メルマガではこのほか、「5月2日・3日出走の次走注目馬」「メルマガ限定情報!『ハイブリッド式・推定レースレベル』」もお届け。馬券検討に役立つ読み応え十分の内容です!


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