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コラム

久保 和功
久保 和功

久保×高中 メインレース回顧

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2015年04月15日

桜花賞の回顧編

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編集(以下、編): お二方、今週もよろしくお願いします。

久保(以下、久): 週末の雨で今年も桜もだいぶ散ってしまっていました。ただ、雨が止んでよかったとは思います。

高中(以下、高): 一年を通して、阪神競馬場が最も華やかな雰囲気に包まれるのが桜花賞やからな。せめてお天気でやらんとな。

久: それでも競馬場には朝から超満員の人が来ていましたよ。4角付近の芝生の場所では、初めて競馬場に来たと思われる人で一杯でした。

編: 嬉しいことですね。

久: 前年比112%の約5万5000人ですから。ルージュバックを含めて、3戦3勝馬が3頭もいましたし、ニューヒロイン誕生を期待したんですけど。

高: レースが荒れてしまった点は残念やったな。

編: そうでした。では、波乱となった桜花賞を振り返っていきましょう。まずは、レース全体のポイントからお聞きしていきたいと思います。

久: レッツゴードンキが押し出されるように先頭へ。何故、ノットフォーマルが先手を主張しなかったが分かりませんが。

編: 逃げそうな馬が軒並み控える競馬を選択しましたね。

久: 前半3ハロンが37.1秒、1000m通過が62.5秒って…。未勝利戦でもお目にかかれない超スローもいいところ。こんなペースはマイルG1で見たことがないですよ。

編: ちょっとこればかりは予想できませんでしたね。好走馬と凡走馬を分けた、ポイントなどはありましたか?

久: 先行したノットフォーマルが5着に粘っています。コンテッサトゥーレも最内枠から先行策を取りました。

編: 内の前にいた馬が有利な結果になりましたね。

久: 2着クルミナルを除けば、先行勢が上位を占めていますし、上がり32秒台前半を使わない限り、レッツゴードンキには届きません…。

編: その他、レース全体を通して何かあればお願いします。

久: 3戦無敗馬が3頭もいましたが、終わってみれば、チューリップ賞が上位を独占しました。

編: やっぱり王道のローテーションでしたね。

久: 2着クルミナル、3着コンテッサトゥーレは、チューリップ賞は人気で大敗でしたけど、見事に巻き返しました。ディープインパクト産駒のマイルG1の強さは半端ではないですね。

編: やはり、人気薄でもしっかり検討しないといけませんね。

久: 今回はマイルG1の直線だけの瞬発力勝負になりましたから。4ハロン延長のオークスへは全く直結しない可能性は大いにありますよ。

編: 高中さん、調教から見える傾向はありましたか?

高: 「栗・坂路」組が1〜4着までを独占。例年はコース追いも好走するレースやけど、完全にスローペースで瞬発力を問われるレースとなったから当然かもな。

編: では、ここからは上位馬を中心に個々について振り返っていきましょう。 --------------------

編: レッツゴードンキが逃げ切り勝ちを収めました。

【 1着: レッツゴードンキ 】

久: 押し出されるように先頭へ立って、1000m通過が62.5秒の逃げ。4角の時点で馬券圏内は確定だったと思います。

編: コース改修後、桜花賞を逃げ切った馬は初めてですね。

久: チューリップ賞で先手を奪ったことが活きました。

編: 同コース・同距離ですもんね。

久: 上がり33.5秒はメンバー中で4位ですし、2位のクルミナルに上がりで0.1秒しか劣っていません。

編: あのペースですから、速い上がりが使えたということですね。

久: 展開に恵まれただけでなく、直線で突き放して4馬身差ですから。非常に強い内容だったと思います。

編: 単に、「超スローだから」だけでは片付けられないということですか。高中さん、状態も良かったんですよね。

高: 1週前には「栗東・坂路」で4F52.4秒−1F12.0の好時計でA評価や。使って4kg馬体が絞れてたのも理想的やったと思うで。

編: ここを目標にキッチリ仕上がっていたんですね。

高: チューリップ賞ではS評価をマークしてたし、潜在能力はG1でもヒケを取れへんのは間違なかったわ。

編: 調教指数のとおり、G1馬になったというわけですか。

久: 6戦2勝、2着2回、3着2回と一度も馬券圏内を外していません。堅実に駆ける点は高く評価してよいでしょう。

編: 次走はNHKマイルCとオークスの2つが候補に挙がっているようです。

久: 他馬は440kg以下の小柄なタイプが多く、クルミナル、トーセンラークに次ぐ馬体重ですから。脚長の馬体ですし、2400mへの延長はマイナスにはならないと思います。

【 2着: クルミナル 】

編: チューリップ賞は1番人気ながら敗れましたが、巻き返しましたね。

久: 前走と同じく出遅れましたけど、内枠で巧く挽回できたと思います。チューリップ賞のように折り合いを欠く面もなかったですし。

編: スムーズな競馬ができていましたね。

久: デビュー2戦のレースラップのラスト2Fが10秒9−11秒1、11秒2−11秒5と速かったですし、前走の敗因は道悪でした。

編: 今回は馬場状態が前走とは一変しましたから、その点が良かったですね。

久: 終わってみれば、チューリップ賞の1番人気、2番人気での決着。前走の敗戦が無駄にはなりませんでした。

編: 調教はどうだったのでしょう?

高: 2週前、当週と「栗東・坂路」でB評価をマーク。稽古駆けするタイプではなかったし、デビュー以来で最高やったはずやわ。

編: タテの比較ではかなり良かったんですね。さて、次はオークスですが。

久: メンバーで最も馬体重が重く、ディープインパクト産駒の割りには馬格があります。

編: 東京への輸送を考えると、馬格があるのは有利ですね。

久: 初戦で1800m戦を勝っていますし、2400mもこなせるはずです。

編: 鞍上からも、「オークスで巻き返す」と力強いコメントがありましたね。

【 3着: コンテッサトゥーレ 】

久: 最内枠はプラスとは言えない舞台ですけど、ココまでスローペースなら、距離ロスのない分だけプラスに働きました。

編: 展開がこの枠を有利なものにしたということですね。

久: 1400mがベストと思えるので、スローペースでスタミナを要求されない展開だったのも向いたと思います。

編: 高中さん、追い切りはどうでした? --------------------

◆本コラムは、メルマガ「週刊ハイブリッド競馬」(水曜配信版)の中から「桜花賞の回顧編」の一部抜粋になります。
メルマガではこのほか、「4月11日・12日出走の次走注目馬」「メルマガ限定情報!『ハイブリッド式・推定レースレベル』」もお届け。馬券検討に役立つ読み応え十分の内容です!


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