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コラム

久保 和功
久保 和功

久保×高中 メインレース回顧

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2015年04月01日

高松宮記念の回顧編

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編集(以下、編): お二方、今週もよろしくお願いします。

久保(以下、久): 相性のよい高松宮記念でしたし、今年も当たると思ってたました。あとは配当が幾らつくか期待したんですが。

高中(以下、高): 3年連続で的中できとったからな。

久: 馬場の内が荒れて、各馬がバラバラなコース取りでしたね。

高: 昨年ほどではなかったものの、結局また馬場が悪くなってしまったな。

久: ストレイトガール、ローブティサージュ、レッドオーヴァルは大敗。牝馬にとって厳しいコースですし、雨で馬場が荒れれば尚更かもしれません。

編: 上位の3頭はパワーのある牡馬でしたね。

久: 来年以降の反省点として覚えておきます。

編: では、高松宮記念を振り返っていきましょう。まずは、レース全体のポイントからお聞きしていきたいと思います。

久: アンバルブライベンが逃げて、ハクサンムーンが2番手は予想通り。前半34.0秒はG1レベルでは平均ペースとみてよいでしょう。

編: 馬場悪化を考えれば速いのかと思いましたが。

久: レースの上がり3ハロンが34.5秒と去年ほど遅くありませんし、見た目が荒れていた割には時計が悪くありませんよ。

編: 昨年と比べると、そこまで酷くなっていなかったですね。好走馬と凡走馬を分けた、ポイントなどはありましたか?

久: 先行して馬場の真ん中を回った3頭での決着。後方から外を回った組は全く差を詰めれていませんし、上位3頭が通った所の馬場が最もよかったんではないでしょうか。

編: 過半数が4コーナーで外に出していきましたが、結果的には前を捉えきれませんでしたね。

久: 牝馬は5頭が出走していて、トーホウアマポーラの9着が最高。昨年も牡馬がワンツーを決めましたし、来年は牝馬は割り引きます(反省)。

編: この教訓は生かしたいですね。高中さん、好走馬には、調教から見える傾向はありましたか?

高: 香港馬は別として、日本馬は上位6頭が「栗・坂路」組やな。しかも、2着馬、3着馬はA評価やしな。

編: やはり戦前に仰っていたとおり坂路組が強いレースですね。では、ここからは上位馬を中心に個々について振り返っていきましょう。 --------------------

編: 勝ったのは香港馬のエアロヴェロシティでした。

【 1着: エアロヴェロシティ 】

久: 抜群のスタートを決めてハクサンムーンと並んで2番手追走。全くロスのないパーフェクトなレースでした。

編: さすが昨年末に香港スプリントを制しただけありますね。

久: レースラップのラスト1Fが11.6秒なので、ハクサンムーンが止まってたわけでもないですから。この馬自身はラスト1F11.3秒くらいでしょう。

編: 馬場にも坂にもめげることなく力強く追って来ましたね。今回は、調整内容が懸念された上に当日に馬体減の発表でした。

高: 日本に来てからは芝でキャンター程度やったけど、これが香港流の調整方法やし。調教師も順調とコメントしてたしな。

編: 結果的に、状態を心配する必要はなかったということですね。

久: 香港スプリントでストレイトガールを全く相手にしませんでした。9戦とキャリアが浅く、6勝、8連対とほとんど崩れていません。

編: 7歳馬ながらまだまだ衰えませんね。

久: 今秋はスプリンターズSから、香港スプリントで連覇を狙うのか。今後もどのレースに使ってくるか注目です。

【 2着: ハクサンムーン 】

編: 今年は人気を落としましたがしぶとく粘りましたね。

久: アンバルブライベンが逃げて、2番手につけるのは予想通りでしたが。レース前の「何が何でもハナへ」というコメント何だったのかと。

編: ちょっと腑に落ちないですね。

久: 控える形がベストではないですし、外を回って4角先頭ですから。普通は直線でバッタリ止まるパターンですが。今まで一番、強いレースをしたんじゃないでしょうか。

編: エアロヴェロシティには交わされたものの、最後まで踏ん張りました。

久: 一昨年のスプリンターズSで逃げ粘ってロードカナロアの2着でしたけど、当時も前半32秒台のハイペースでなければ、勝っていたかもしれません。この馬の能力の高さを再認識しましたよ。

編: 復調気配があったのは確かなんですよね。

高: 「栗東・坂路」で4F51.8秒−1F12.2秒の好時計や。1F12秒台前半は毎度のこととして、久々に4Fの時計を出してきたからな。

編: 最近は調教時計が地味でしたが。

高: 自身にとって久々となるA評価をマーク。やっぱり「調教指数と結果が直結するタイプ」みたいやわ。

編: 今回の追い切りは、よかった頃の時計に近かったですね。さて、今後ですが。まだこの路線の主役級として扱うべきでしょうか。

久: 現役でこの馬より速いのはアンバルブライベンくらいですから。同じレースに出走してくるかどうかがポイントです。

編: 逃げ馬の宿命ですね。

久: 控える競馬よりは逃げた方がよいのは間違いないですよ。今回の競馬で次走は変に控えるレースをするようだと危険です。モロさが同居するタイプですから、次走は人気だと買いたくありませんが…。

編: やはり、逃げ馬は人気を落とした時が狙い目だと改めて痛感しました。

【 3着: ミッキーアイル 】

久: 前走のレースが活きて、今回も巧く4番手に控えられました。この馬も最後まで伸びていましたから。

久: 荒れ馬場も向いていましたし、初距離でも純粋な1200mのスピード勝負にならなかったのもよかったです。

編: 惜しい3着でしたが見せ場十分でしたね。今回は、追い切り内容にも工夫が見られましたね。
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◆本コラムは、メルマガ「週刊ハイブリッド競馬」(水曜配信版)の中から「高松宮記念の回顧編」の一部抜粋になります。
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