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2017年12月16日

朝日杯フューチュリティS

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 28日の「ホープフルS」2000mを展望するグループと、この阪神1600mに出走した馬はまだ路線を決めたわけではなく、コース(場所)を優先させて地元を選んだ陣営もある。
 
 さすがに最近は少ないが、グレード制が敷かれた1984年以降、1600mの朝日杯(同条件の阪神JFを勝ったウオッカを含む)を勝って、のちに日本ダービー馬となった馬が6頭も存在するから、レース内容によってはこのあとクラシック路線に展望を広げる陣営もいるはずである。
 
 人気のダノンプレミアム(父ディープインパクト)は、大とびでまだ不器用に思わせるフットワークや、4代母の半兄ロイヤルパレス(父バリモス)が、英ダービー、2000ギニー、キングジョージ6世&クイーンエリザベスS、コロネーションCなど11戦9勝の名馬であることを考えると、たまたまマイルに1分33秒0の2歳コースレコードを記録したが、血統面でも全然マイラーではない可能性さえある。内容しだいではクラシック候補になって不思議ない。
 
 先行するこのダノンプレミアムを射程に入れてマークするはずのタワーオブロンドン[3](父レイヴンズパス)の方から入りたい。前回の東京1400mはスローだったから反応が鈍いように映ったが、レース上がり33秒8の上がり勝負をこの馬は「33秒2」で2馬身も突き抜けている。残り400mのレースラップは「11秒1-11秒5」なので、ここだけでレースラップを0秒6も上回ったタワーオブロンドンは、推定「10秒9-11秒1」くらいの爆発力を示したことになる。
 
 3勝は1500m以下。コロンと寸詰まりにも映る体型から短距離タイプだろうと思われているが、心配機能、筋肉細胞しだいではもっと距離が延びても実は平気な可能性もある。
 
 というのは、ゴーンウエストの孫になる父レイヴンズパスはマイラーだが、AWの10Fの米BCクラシックをレコードで勝っている。そのとき最下位だったのが藤沢和雄調教師のカジノドライヴであり、巡りめぐって、レイヴンズパス産駒のタワーオブロンドンを手がけている。
 
 タワーオブロンドンの母の父は、芦毛の凱旋門賞馬ダラカニ(ミルリーフ系)。祖母の父はサドラーズウェルズ。英ダービーのジェネラス、凱旋門賞のトレヴ、皐月賞をレコード勝ちのディーマジェスティなどが並ぶ名門ファミリーであり、短距離タイプのように思わせてそうではない可能性があるのである。
 
 距離延びてもOKという伏兵は、ケイアイノーテック、ファストアプローチか。

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