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柏木 集保
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2017年10月08日

京都大賞典

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 人気のシュヴァルグラン[3]に、この組み合わせはメンバーレベルに以上に有利。同じ5歳の、ライバルというより天敵にも近いキタサンブラックが、ビッグレースだけにマトを絞る日程を選択し、ここには顔を見せていない。キタサンブラックにペースの主導権を握られ、知らずのうちにスパートのタイミングまでライバルに合わせなければならない立場に置かれていたが、この相手なら自身のリズムで動くことができる。Mデムーロなら、テン乗りのマイナスはない。

 母の父マキャヴェリアンから、きわめてタフでしぶとい血を受けて活躍した兄弟として知られるのは、「アサクサデンエン、スウィフトカレント、ヴィクトワールピサ」。「ランフォルセ、ノーザンリバー」などだが、母ハルーワスウィート(その父マキャヴェリアン)から、タフで渋い血を受け継いだ「ヴィルシーナ、シュヴァルグラン、ヴィブロス」3頭もタフでしぶとく成長する。

 半姉ヴィルシーナ(父ディープインパクト)は、21戦5勝なのに、ヴィクトリアマイルを2連勝し、牝馬3冠【0-3-0-0】だから中身はすごい。

 その全妹になるヴィブロスは、まだキャリアは浅いのに、また、抜けた素質があるというのではないのに、秋華賞、ドバイダーフとGIを2つも勝っている。なにかとしぶとく、しっかりしているのである。

 姉妹のあいだに挟まれた5歳シュヴァルグランは、阪神大賞典、AR共和国杯を勝ちながら、ここまでGI【0-1-2-3】。同期のキタサンブラックにいいところはみんな勝たれ、脇役に甘んじてきた。

 だが、成長力が真価のハーツクライ産駒で、母からマキャヴェリアンの血を受けているとあれば、これから真価発揮の可能性がある。遅咲きもまた、マキャヴェリアンの伝えるしぶとさ、したたかさの一面だろう。

 そうは荒れない京都大賞典とすると、相手は案外、難解。大半が休み明けで、もともと勝ち切れない馬が多い。動きがやけに良く映った7歳ハッピーモーメントを加えておきたい。

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