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柏木 集保
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2017年03月18日

スプリングS

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 最近15年間の「皐月賞」で1〜3着に快走した馬(計45頭)が、直前の最終ステップはどのレースだったかをまとめると次のようになる。

 15年間に、スプリングSが直前レースだった馬が6頭勝ち、2着馬が4頭、3着馬が3頭という数字である。合計「16頭」の1〜3着馬を送っている3月初旬の弥生賞が、同じ中山の2000mとあってもっとも多くの好走馬を輩出している重要なトライアルだが、最近は、勝ち馬に限ればスプリングSが最多。

 また、2月の共同通信杯からぶっつけに近い形の皐月賞挑戦になった馬が、「12年ゴールドシップ、14年イスラボニータ、15年ドゥラメンテ、16年ディーマジェスティ」。最近5年間でだけで4頭も勝っているから、近年の本当のトライアルは、今年はスワーヴリチャードが楽勝した共同通信杯かもしれない。

      「皐月賞1着 2着 3着」
3月スプリングS   6頭 4頭 3頭
3月 若葉S     2頭 4頭 2頭
3月 弥生賞     3頭 7頭 6頭
2月共同通信杯    4頭  - 2頭
2月きさらぎ賞     -  - 1頭
1月 京成杯      -  - 1頭

 スプリングSの特徴は、今年だと「サトノアレス、モンドキャンノ」のように獲得賞金から皐月賞出走可能な馬は、このレースの着順にかかわらず、トライアルらしい中身を示してくれれば十分だが、最終ステップのここで3着以内に入り皐月賞出走が可能になった馬は、本番ではあまり過信しないこと。

 計10頭もがスプリングSを直前のステップにして皐月賞で連対しているが、このスプリングSで晴れて「出走権を獲得」し、本番の皐月賞で連対したのは04年のダイワメジャー(スプリングS3着→皐月賞1着)たった1頭だけ。

 有力候補が少ない今年はいつもの年と異なるかもしれないが、人気上位のアウトライアーズ、ウインブライト[10]、トリコロールブルーなどこの時点での賞金900万組や、ボーダーライン上の賞金のエトルディーニュ、プラチナヴォイスなどは、過去のパターンからすると、ここでは買ってもいいが、本番出走が可能になったからといって本番でも買うのは正解ではない危険が大きい。

 直前の最重要なトライアルではあるが、中山の1800mだから、必死の挑戦だから、が買いのポイント。好走してくれたんだから本番でも…とはしなくていいのである。2歳夏より馬体重が30キロ前後も増え、急上昇中のウインブライト(父ステイゴールド)から入りたい。積極的なスパート可能な自在型なので、この1800mはベストに近いはずである。

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