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2016年11月05日

アルゼンチン共和国杯

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 11月になり世代交代がどんどん進んでいる。長丁場のハンデ戦だから、タフなベテランの好走があっても不思議はないのに、ときたま6歳馬の台頭があるだけで、7歳以上のベテランホースの連対は歴史を振り返っても無いに等しい。

 ただ、傾向は傾向。過去は過去。7歳クリールカイザー[6](父キングヘイロー、母の父サッカーボーイ)の巻き返しに期待する。

 6歳春から7歳の今春まで1年間の長い脚部難での休養のあとは、大事を取って坂路主体の調教に切り替えた。もともと攻め馬駆けするタイプではないから、気は焦っても慣れない坂路の動きは目立たなかったが、前回あたりから動き良化。今回は楽々と最後12秒0で珍しく鋭く伸びた。浮つきがなくなりブランク前と遜色ない気配に戻っている。

 父キングヘイローの万能型というより、どの距離がベストなのかわからない点は、そのまま産駒に反映されて難しいことが多いが、クリールカイザーは母の父サッカーボーイの影響を受け明らかにタフなステイヤータイプ。ナリタトップロード、ヒシミラクル、ゴーゴーゼット(AR共和国杯)などに伝えたスタミナは、母の父となっても影響力を失わず、タフな天皇賞(春)馬マイネルキッツを送り出した。

 一昨年、一度途中でハナを奪われながら、再度先頭に立ってこの重賞を2分30秒9で2着は、時計以上に渋い好走だった。流れが合えばあのレースの再現は可能。現在の東京の芝は高速ではないから、スパートのタイミングしだいでは再現以上もありそうに思える。

 故障する前の昨年1月、テン乗りでアメリカジョキークラブカップを勝った田辺騎手とのコンビに戻っている。ここ3戦は体調一歩とあって結果は出ていないが、前回のオールカマーは早め早めに来られて、ゴールドアクターの0秒3差の4着だった。デキは今回の方がずっといい。田辺騎手なら、変幻自在のペース単騎の逃げもある。速い脚がないのは百も承知。途中からペースアップするような形もあり得る。離してしまえば、だれもペースは分からなくなるのが、最近の長距離戦である。人気で手を出す7歳馬ではないが、マークの緩みそうな人気薄を期待したい。

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