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2017年04月21日

福島牝馬ステークス

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 種牡馬メイショウサムソンの送るただ1頭の重賞勝ち馬デンコウアンジュ(15年アルテミスS)と、ただ1頭の重賞2着馬フロンテアクイーン(16年クイーンC)がそろって出走する。もう1頭、昨年のこの時期、福島牝馬Sを含め「小倉大賞典→中山牝馬S→福島牝馬S→マーメイドS」と、重賞を4戦連続して「0秒2、0秒2、0秒4、0秒2差」の快走をつづけたハピネスダンサーも出走する。

 もう、5世代の産駒が走っていて、JRAの重賞勝ち馬、2着馬が1頭ずつしかいないのだから、種牡馬メイショウサムソン(14歳)は成功しているとは言いがたいが、牝馬のエース格の「3頭」がそろった今回、相手もそんなに強力ではない。チャンスだろう。

 とくに候補と思えるのはフロンテアクイーン。昨年のフローラS4着→オークス6着(0秒4差)のこの馬、前々走の初音S(東京1800m)が強かった。ジリ脚と思えたが、後半「11秒4-11秒0-11秒5」の高速上がりを、馬群の中から一気に抜け出して自身の上がりは33秒2。33秒台前半など初めてだった。

 前回の中山での凡走をみると、東京の成績がいいのに対し右回りはもう一歩とされるが、初音Sで猛然と伸びたのは坂を上がってからの1ハロンであり、隠れた平坦巧者だからではないか、という気がする。5代母にソシアルバターフライをもつトウショウボーイ一族であり、配されてきた種牡馬はネプテューヌス→ダンディルート→ブレイヴェストローマン→そしてサンデーサイレンス。きわめて平坦適性の高いサイアーばかりである。

 メイショウサムソンも小倉デビューで、当時は平坦だった中京、直線平坦の京都に良績があるから平坦適性は高い。最近、メイショウサムソンの属するガーネット一族から、福島記念を1着、2着したミトラが出現したが、ミトラの母母ノーザンプリンセス(七夕賞3着)と、メイショウサムソンの母マイヴィヴィアンは姉妹である。

 デンコウアンジュはあれっきりで、今回もあまりデキは良くないからこちらは大穴ならだが、堅実だったメイショウサムソンは母の父ダンシングブレーヴ。ツボにはまると大駆けする血を伝えているのである。春男だったメイショウサムソンは3〜5月の重賞レース【5-1-0-1】だった。昨春、連続好走したハピネスダンサーにはこの特質が伝えられているのかもしれない。今回の動きは前走時よりだいぶいい。

 フロンテアクイーンから、クロコスミア、クインズミラーグロ、ウキヨノカゼ、ウインファビラスが相手だが、メイショウサムソン産駒の2頭も少し押さえたい。

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