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コラム

花岡 貴子
花岡 貴子

調教師(センセー)教えてっ!

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2010年12月22日

「今年も謙一の涙を見たいと思ってます」

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 今回は有馬記念にドリームジャーニーとトーセンジョーダンを出走させる池江泰寿調教師にお話をお伺いしました。

 まずはドリームジャーニーについてお伺いします。今年のジャーニーの競馬を振り返っていただけますか?
「宝塚記念は惨敗も覚悟しましたが、ラストは目を見張る末脚を見せてくれました。オールカマーは状態はよかったんですが、59キロという斤量が響きましたね。それでも59キロを背負ったときはいつも3コーナーからおっつけているんですけど、オールカマーのときはわりと楽に上がってきたんです。しかし、やはり直線の坂で59キロ背負った分だけ脚色が鈍りました。その点、今回は57キロ。かなり動けると思います。体の小さいジャーニーにとって、58キロを超えると1キロが1馬身どころではないのでね。」

 今朝の追い切りには池添騎手が騎乗。坂路コースで時計は52.1-37.9-24.9-12.6という内容でした。
「目一杯ではありませんが、使い込んでいた時期に近づいていると思います。体は筋肉がついてきました。合格点です。ギリギリ間に合ったというわけでもなく、かなり余裕があったというわけでもなく、ちょうどいいくらいの仕上がりです。春の宝塚記念よりは能力出せる状態に持ってこれたと思います。」

 連覇がかかっていますが。
「連覇できれば一番いいんですけどね。とにかく今年1年間、ドリームジャーニーの力をまったく引き出すことが出来ないままできたのでね。勝ち負けよりもジャーニーの全能力を引き出してあげたい。それさえすれば、結果はついてくると思います。今はそれだけしか考えていません。昨年は池添くんの涙を見て、もらい泣きしそうになりました。今年も謙一の涙を見たいと思っています。リラックスして挑みます。」


 続いて、トーセンジョーダンについてお伺いします。こちらの追い切りは坂路で一杯に追われて52.0-38.1-25.0-12.5でした。
「美浦から三浦くんが来て乗ってくれました。2頭併せで後ろから追いかけてラスト1ハロンで並びかけ最後は強めに追ってもらいました。体調は順調。馬も成長しています。前走と同じくらいの状態で、中間はリフレッシュ放牧に出ていますが"休み明け"という状態ではないです。」

 中山は2戦2勝ですね。
「アルゼンチン共和国杯を勝った東京よりむしろ中山向きです。期待度としてはジャーニーと同じくらい期待しています。今年最後のレースですが、中山でも強い競馬をして欲しいですね。」

 この連載は今回が最終回になります。短いあいだでしたが、ご愛読ありがとうございました。 (当コラムは今回が最終回となります。ご愛読ありがとうございました)

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