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コラム

花岡 貴子
花岡 貴子

調教師(センセー)教えてっ!

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2010年10月20日

「本当に力のある馬、無事に次につなげたい」

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藤原英昭調教師

藤原英昭調教師
 今週は菊花賞。ダービー馬エイシンフラッシュを出走させる藤原英昭調教師にお話を伺いました。

 まず前走、神戸新聞杯を振り返っていただけますか?
「ちょっと窮屈だったり、力んだりしていた。最後、強い馬との叩き合いになったけれど、もうちょっと楽な競馬をしたかったですね。どの馬もどうですが、休み明けの分、気持ちが前に出過ぎました。」

 春と比べて馬は変わりましたか?
「馬体は意識的に太らせなく、前走くらいでいいと思います。精神面での成長はありますね。これはどの馬にも共通したわたしの厩舎馬づくりの基本ですが、ジョッキーの乗りやすい馬づくりを心がけています。それなら、極端なスローになっても折り合える、どんな競馬でも自在に動ける、という強みがあります。ただ、距離が3000以上になると適正もあるでしょう。でも、乗りやすければ対応できると思います。」

 今週の追い切りはウッドチップコースでエアシャトゥーシュとの併せ馬。調教パートナーの鮫島騎手を背に86.1-69.8-54.2-39.5-11.6というタイムを馬なりで記録しました。
「神戸新聞杯から菊花賞までは皐月賞からダービーまでと違って期間がなかった。そして、調整過程は若干違うんですが、いつものパターンで追いきりました。終いどれだけ動くのか?ということを特に気にかけていました。それから、鮫島ジョッキーがずっと調教に乗ってくれているので、前走、前々走と比較してどうか?という評価聞きました。調教を見た感想ですが、やっぱりすごいですね。うーん、力ありますね。ただ、まだまだ先もありますからね。右肩あがりの曲線を描きながらも、今回も好勝負をしてほしいと思った馬づくりをしています。」

 菊花賞の相手関係、枠順などに希望がありましたら教えてください。
「やはりね、ローズキングダムは強かった。最大のライバルになると思っていますよ。天候は馬場が固めなので雨でも降ってくれたほうがいいですね。まだ先のある馬ですからね。枠は内枠がほしいです。」

 最後の菊花賞への豊富をお聞かせください。
「ダービー馬として恥ずかしくないレースをしたいと思ってここまでやってきました。本当に力のある馬ですから、無事に菊花賞を乗り切って次につなげたいと思います。ただ、現時点ではまだまだ発展途上の馬なんでね。3000という距離も初めてなので、リラックスして無事に帰ってくるという大きな目標もあります。体調もいいのでね、楽しみにしています。」


(10/21編集部追記)エイシンフラッシュは菊花賞回避が決定いたしましたが、このインタビューは回避決定前に行われたものとなります。


各レースの成績、払戻金などのデータは、必ず主催者発表のものでご確認ください。

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