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コラム

花岡 貴子
花岡 貴子

調教師(センセー)教えてっ!

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2010年08月18日

「繋の柔らかいフレンチは走るよ」

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 今週は友道調教師に2歳馬について伺いました。

 まず、一番気になる牡馬から教えてもらいましょう。
「アドマイヤスコール(牡、父フレンチディピュティ、母アズサユミ、母父サンデーサイレンス)がいいですね。フレンチディピュティの子供は繋が硬いために苦労する馬が多いのですが、この馬は柔らかい。同じフレンチ産駒のアドマイヤジュピタやクロフネもそうですが、繋の柔らかいフレンチは走るよ。馬全体の雰囲気はアドマイヤジュピタとよく似ていますよ。ちょうどジュピタが活躍している頃に当歳のセリで落札された馬ですが、落とした理由も『ジュピタに似ているから』ですからね。距離は融通がききそうです。」
 ゲート試験は近日中に受け、合格次第、ふたたび放牧に出される予定。デビューは秋の予定です。

 ディープインパクト産駒は3頭います。その中で一番ディープと似ているのはフレールジャック(牡、父ディープインパクト、母ハルーワソング、母の父Nureyev)。
「体重は440キロと決して大きくないけれど、体全体のバランスがひじょうにいい。コンパクトにまとまってマッチョなタイプです。ゴムまりのように柔らかく弾むように走ります。しばらくグリーンウッドにいますが、これはお尻に外傷を受けたため。擦りむいて水ぶくれのようになってしまったので大事をとって様子を見ていますが、今月末には栗東へ入厩させる予定です。」

 牡馬のディープ産駒はもう1頭、パッションダンス(牡、父ディープインパクト、母キッスパシオン、母の父ジェイドロバリー)がいます。チューリップ賞など重賞4勝のアドマイヤキッスの半弟ですね。
「アドマイヤキッスもそうでしたが、体の薄いタイプです。牡馬なのでもう少し厚く出るかな?とも思いましたが、やっぱり薄めです。馬体の印象は、同じディープインパクト産駒でもマッチョタイプのフレールジャックとは対照的ですね。ただ、スラッとした体型のわりにはこちらは480キロあります。とびがキレイな馬で、芝のスピードタイプです。2000mくらいで競馬させたいな、と考えていますよ。」
 現在、早来のノーザンファームで育成中。9月中旬に栗東トレセンへ入れてデビューに備える予定です。

 牝馬など、続きは来週お届けします。


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