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コラム

花岡 貴子
花岡 貴子

調教師(センセー)教えてっ!

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2010年08月11日

「調教でやりすぎた時の反動がこわかった」

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デグラーティア

デグラーティア
 今週は北九州記念に出走予定のデグラーティアを管理する宮本博調教師にお話をお伺いしました。

 かつて小倉2歳Sを制し、これまで小倉の芝1200メートルは3戦3勝。実に相性のいいコースですね。
「はい。得意コースと言っていいですね。ちょっとかたいところがある馬なので暑くて汗をかく時期のほうが柔らかさが出るし合っている、というのもあると思います。」

 7月10日のジュライSは桜花賞以来、1年3ヶ月ぶりの競馬になりました。
「少々体質が弱いので無理をさせたくなかった。そうしていたら、このタイミングまで時間がかかってしまいました。ならば、待つときはジックリ待とうと決めていたんです。もともと調教を進めればすぐに時計が出てしまう、仕上がりの早いタイプ。やや体質が弱いところがあるので無理をさせないよう、小倉の北九州短距離Sで満を持して復帰させる予定だったんです。ところが、権利をとるために投票したはずのジュライSに入ってしまった。でも具合はいいので使うことにしたんです。正直、ジュライSの仕上がりは五分程度だったんです。でも、予想以上によく走ってくれましたね。これにはすごく驚いたし、やっぱり走る馬だなと実感しました。

 そして、中1週で北九州短距離Sに向かいます。
「結果的に、ジュライSを叩いたのが好結果につながりましたね。ただ、戦前はいい結果は出してくれるとは思っていましたが、速い持ち時計がないのが不安でした。でも、結果は日本レコードにコンマ2秒まで迫る好時計決着。全然問題ありませんでしたね。」

 この中間の調整については、いかがですか?
「北九州短距離Sはあれだけの時計で走ったので、その反動がでないように調整しました。先ほど言ったとおり、やれば時計が出てしまうタイプですからね。

 今朝、坂路で54.8-39.7-13.4という内容でした。決して速い時計ではありませんでしたが、しっかりした足取りでしたね。
「(調教に乗った)和田騎手には『やりすぎないように』と指示しました。調教で動いて反動がくるのがこわかったんです。これでじゅうぶんですよ。テン乗りなので、デグラーティアの特徴をつかんでくれれば十分でしたから。」

 レースに向けて、豊富をお願いします。
「レースを使って行き脚が戻ってきましたね。得意の小倉ですし楽しみです。今後はセントウルSやスプリンターズSなど短距離路線の王道に駒を進めたいと思っています。」


各レースの成績、払戻金などのデータは、必ず主催者発表のものでご確認ください。

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