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西田 和彦
西田 和彦

西田式スピード指数週末情報

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2017年02月17日

差し脚勝負なら

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 GIフェブラリーSが今週の注目レース。過去のデータからは、前走指数や平均指数の上位馬が強い傾向がはっきりとみえる。過去10年、指数ランク外の馬で連対した3頭はすべて4歳馬だった。4歳以外では指数上のランク馬でなければ勝利の条件にはないし、連対すら難しい。過去10年、勝ち馬は4、5、6歳で占められており、7歳以上の勝利はない。牝馬は2000年以降、2着が1度あるだけだ。

(フェブラリーS)
       1着    2着    3着
07年      d    Zc   B
08年    A     C d    Xc
09年    −       a   AYa
10年    AXb   −      Xb
11年    DYc     b   −
12年    C     C       c
13年    DZ    CXa   A c
14年    −     DZd   B
15年    AZd     c     d
16年    B     D c   −
(公営競馬や海外の成績を減戦処理して集計)

 今年はサウンドトゥルー、ベストウォーリア、カフジテイク、ノンコノユメ、アスカノロマン、モーニン、コパノリッキーなどが指数の上位馬たちだ。

 昨年12月のGIチャンピオンズCに出走していた馬たちが8頭そろって、ここは再戦の様相のレースだ。

 チャンピオンズCは後方一気の差し脚でサウンドトゥルーが勝った。先行したアスカノロマンが3着に粘り、外を回って後方から追い込んだカフジテイクが差のない4着。後方からノンコノユメも脚を伸ばして6着。モーニンは7着。指数の高さ、着順から考えて、その上記5頭が有力馬の中心になるのではないか。

 サウンドトゥルーは昨年のJRA最優秀ダートホースに選出された7歳馬。後方一気の差し脚が持ち味で、距離は1800がベストだろう。心配材料は、過去10年勝ち星がない7歳馬で、成長の上がり目も期待できないことと、これまで手綱を取ってきた大野騎手の騎乗停止で、急遽、柴田善臣騎手が騎乗することになったことか。チャンピオンズCの後、帝王賞3着、川崎記念2着と、好走はしたが、勝ちきれないもどかしさは残る。

 チャンピオンズC3着のアスカノロマンは厳しいペースを先行して、最後までよく粘ったレースだった。ここも先行馬がそろってペースは厳しくなりそうで、どこまで粘り込めるかに注目したい。

 連軸の中心に推したいのはチャンピオンズCで4着だったカフジテイクだ。直線、内に入れて追ったサウンドトゥルーが勝ったが、カフジテイクは大外から。距離ロスを考えれば上がりタイムで勝ち馬との0.2秒差はないに等しい。続く、前走のダート1400の根岸Sは決して追い込み馬に有利なペースではなかったものの、後方一気の差し脚で鮮やかに突き抜けた。鋭い差し脚は東京コース向きだし、差し脚の鋭さは間違いなくナンバーワンだろう。距離は6勝をあげている1400がベストに見えるが、3走前、マイルの武蔵野Sで示した出色の瞬発力なら、距離の不安を払拭するに十分だろう。

 マイルの距離がもっとも合うのは(4111)のノンコノユメだ。特に東京のマイル戦は(4110)と4着以下がなく、昨年のフェブラリーS2着も伊達ではない。

 昨年の勝ち馬モーニンは、近走、精彩を欠くレースが続いているが、復調してくれば巻き返しもあるはず。要注意の1頭だろう。


 ダイヤモンドSは芝3400メートル、長距離のハンデ戦。

 過去の指数の上位馬や、平均指数の上位馬などが好走している。

 今年は、カフジプリンス、アルバート、サイモントルナーレ、プレストウィック、ファタモルガーナ、フェイムゲームなどが指数の上位馬だ。

 長距離の指数が高いのはアルバート、ファタモルガーナ、フェイムゲーム、カフジプリンスなどだが、なかでも、スタミナがありそうなアルバート、ファタモルガーナ、カフジプリンスが連軸向きだろう。

 底力では昨年12月のステイヤーズSを勝って、前走の有馬記念でも7着に好走したアルバートが最上位だ。ハンデは58キロとトップハンデを背負うことになったが、実績からは致し方ないところ。ハンデが克服できれば、最有力馬だろう。

 相手もステイヤーズS2着のファタモルガーナが有力だが、割って入るとしたらのカフジプリンスだろうか。菊花賞は8着だったが、ここはハンデも54キロと恵まれ、逆転も考えられる4歳馬だ。

(ダイヤモンドS)
       1着    2着    3着
07年    CXa   −     A
08年     Za    Xb   B
09年    −     −     C
10年    AZc   −     −
11年    −      Y    A a
12年    −     −     BYc
13年    C c    Xa   A
14年    CXa    Yb   −
15年     Xa     d   C
16年    −     BXa   −
(海外の成績を減戦処理して集計)


 小倉大賞典もハンデ戦。

 今年は、コスモソーンパーク、レッドソロモン、マイネルハニー、ベルーフ、ケイティープライドなどの前走指数が高く、他に過去の指数、平均指数で、パドルウィール、ストロングタイタン、フルーキー、クラリティスカイなどもピックアップされる。

 過去10年、1番人気馬は1勝、2着2回、3着2回と、少し不振の傾向にある。

 ペースは平均的な流れになりそうで、中団からの差し馬に向く展開だろう。

 差し脚上位といえるのは、ヒストリカル、フルーキー、パドルウィール、スピリッツミノルなど。先行馬で差し脚があるマルターズアポジー、ロードヴァンドール、クラリティスカイなどにもチャンスはありそうだ。

(小倉大賞典)1着    2着    3着
07年      a   C c    X
08年     Ya    Zc    Xb
09年     Yd   B a   A
10年(中京)−     D     −
11年     Xc    Za    Yd
12年     Z    A d    X
13年    AYc   A     −
14年     Xa   AZb   B d
15年    B     −      Z
16年    −       a   −


 京都牝馬Sは4歳馬が強く、過去10年で7勝。5歳馬は2勝、6歳馬が1勝。指数上ランク外で勝った馬はすべて4歳馬だった。

 今年の前走指数上位馬は、レッツゴードンキ、アットザシーサイド、ウインファビラス、フィドゥーシアなど。他に過去の指数、平均指数で、アルビアーノ、ウリウリ、スナッチマインド、エテルナミノル、ラインハート、ムーンエクスプレスなどが上位。

 中心はレッツゴードンキだろう。牡馬相手の重賞で好走しており、指数の高さでも一歩抜けた存在にみえる。力のいる馬場も得意のようで、今の荒れ気味の京都コースも合うはず。近走の復調ぶりは著しく、差し脚の鋭さも戻ってきたようだ。15年の桜花賞を勝って以来、勝ち星からは遠ざかっているが、勝機は近い。

(京都牝馬S)1着    2着    3着
07年    A a   −      X
08年    D d   −      Zb
09年    −     BZ     Ya
10年    −     −     DYb
11年    −     BYc   C
12年    −     BYb   C
13年    C d   −     −
14年      d   C c   −
15年    DZ    C     −
16年     Xb   C     B d

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