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柏木 集保
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2010年09月04日

新潟2歳S

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 2002年から外回りの1600mになり、年ごとに全体レベルが上がっていること。また、古馬の場合も同じだが、新潟外回りの流れが決まったことなどにより、1600mの2歳Sの「流れのパターン」ができている。

 2005年以降の5年間の平均勝ち時計は「1分34秒8」に落ち着いた。平均のバランスは「前半47.9秒-後半46.9秒」。1000m通過が60秒を切ることは、最初のワナ、ダイワバンディットのころとは違ってすっかりなくなり、最近5年の平均は「60.5秒-上がり34.3秒」。

 うまくなだめて進み、約660mの長い直線に対応する「加速力」の勝負になっている。古馬とは異なり、もし可能なら馬群に入ることなくマイペースの追走が理想だからだろう。最後方近くにいて、直線は大外に出した馬が05年ショウナンタキオンを出発に、07年シャランジュ、08年セイウンワンダー、09年シンメイフジ、フローライゼ。最近5年間の連対馬の半数を占めている。

 今年の関屋記念や新潟記念のように、スローは見えているから、そろそろ自分のペースに持ち込んだ逃げ(先行型)タイプが快走してまったく不思議はないが、キャリア1〜2戦の2歳馬とあって、他馬にペースを合わせて追走の形を取った方が能力を発揮しやすいのだろうと思える。早めにもまれない位置を確保し、(おそらく)速くはならないだろう流れを、折り合い面のロスなく追走できた馬有利の結果でもある。

 キッズニゴウハンから入りたい。新馬戦は仕上がりもう一歩もあって簡単に失速したが、2戦目にガラリ一変。自身「61.7-33.3秒」の中身で楽に1分35秒0で乗り切ってみせた。

 負担のかかるような厳しいレースではなかったから、中3週の今回も元気いっぱい。シャープな動きを見せている。

 引いたのが前回と同様の外枠。雨でもまれたり、馬群の中に入って他馬に気をつかう心配はない。自身がムキにならずに折り合って追走できれば、前走の「1分35秒0(上がり3F33.3秒)」の中身以下のレース内容に終わる危険は少ないと考えたい。

 マイペースの田中勝春騎手。1600mになってのこの2歳S[2.2.0.4]。一番の好成績を残している。

 相手は難しいが、典型的なマイラー型として成長しそうなヴァナディースと、あれだけ2歳勝ち馬(手駒)をかかえながら、ここへ回ってきた福永騎手のホーマンフリップが本線。後者の場合、小倉で勝った組はたいしたことがないから、ホーマンフリップに決めた気がしないでもないが…。

 1800(1700m)を勝った馬不振とされるが、著しいスローで勝った馬以外、1800m組不振は根拠がなく、リーサムポイントは有力馬に加えたい。以下、レッドセインツ、サイレントソニック。エーシンブランと、クリーンエコロジーが押さえ。

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